春の日に

春の日に

春の日にの写真

 うれしいこともかなしいことも草しげる

山頭火は、放哉とともに好きな俳人です。
春のぼうぼう茂る草むらにあって、モンシロチョウの飛ぶを眺めながら、ふと旅の日々を想ったりします。孤独の果ての野垂れ死にを望むわけではありませんが、胸を差す透き通った孤独は嫌いではありません。

人間は何のために生きているのか。

ふとそんなことが思い浮かぶのは、最近読んだ五木寛之のエッセイのせいかもしれません。
沖縄はこの二日ほど、穏やかな春の日が続いています。



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