仕事でよくコザに行きます。
コザとは、沖縄市の旧名で、何といっても有名なのは、“太平洋の要石”、アメリカ空軍嘉手納基地の存在でしょうか。アメリカ軍人やその家族ばかりではなく、インドの人々を始め、多くの外国人が暮らしていているせいか、独特のチャンプルー(掻き混ざった)感が街全体に漂い、歩いてとても雰囲気のある場所です。
この心地よい“ワサワサ感”をうまくビジネスに取り入れることができたら、とてもおもしろいものができるのでは、と以前から考えているのですが、なかなかきっちりとした形に納めることができずにいます。ちょっと古いけど、ロックのスーパーバンド『紫』や、いまや沖縄中の夏の風物詩になった感のある『エイサー』(沖縄の盆踊り)など、様々な文化と、何といっても一番はユニークな人々を結ぶことが、キーになるのは確かですね。この企画は無理に小さくまとめず、しっかりと考えなくっちゃ。
写真は、大好きなくすの木通りです。モニターで疲れた目と、残業で少々へばり気味の心と体を、瑞々しくリフレッシュさせてくれる素晴らしい緑の回廊です。
月曜日27日に梅雨が明けたと思ったら、もう夏本番の暑さ。
ニュースによると、東京やその他の地域も猛暑に襲われているようですね。沖縄の場合は、亜熱帯特有の湿気がかなりあるので、逆に風があると案外過ごしやすかったりします。
海も、近場はサスガに休日は混み合うので、空いている平日に行ければ良いなあ‥‥。と、青い海を想いつつ、まずは机上の書類を片付けなければ!
今日、沖縄は慰霊の日でした。
8月15日の終戦の日と同様、正午にサイレンが鳴り渡りました。
60年を経た今も、世界中で争いが続いています。いや、そんなものではありません。考えてみれば何千年も前から、洋の東西を問わず、人の歴史のある限り、人類は戦い続けているのです。
全く絶望的な気分になりましたが、布団の上を自由に転がって、気持ち良さそうに眠る子どもたちの寝顔を見ている内に、ほんの僅かな希望だけれど、それを信じて、みんな頑張っていくしかないのだな、と何とか気を取り直しました。